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夏目漱石 東洋と西洋の狭間で

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夏目漱石 東洋と西洋の狭間で
高 継芬(著/文)奥村 門土(イラスト)

A5判、131ページ
本体価格:2,000円+10%
ISBN:978-4-87035-712-9

【内容紹介】
東洋と西洋、現代と近代をつなぐ魂の叫び─
漢文と英文に精通したエリートだった、夏目漱石。2年間の英国留学で挫折を味わい、東洋と西洋の狭間でさまよった魂はどこへ辿り着いたのか。気鋭の日文学者が贈る、新たな夏目漱石像。

【目次】
第一章 漱石が英国から受けた影響
   夏目漱石の英国留学における負の要素
   ─「下宿」「過去の匂い」と「霧」「昔」を通して─
Ⅰ.問題設定
Ⅱ.先行研究及び考察視点
Ⅲ.「永日小品」について
Ⅳ.「下宿」と「過去の匂ひ」作品から
Ⅴ.「霧」と「昔」からの分析
Ⅵ.考察と分析
Ⅶ.結びにかえて
第二章 漱石「個人主義」思想の自恃論的要素
   ─アメリカ超越主義からの影響を探る
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.漱石の個人主義思想の特質
Ⅲ.アメリカ超越主義における自恃論─エマソンからホイットマンへ
Ⅳ.結びにかえて─漱石「個人主義」のなかに流れる超越主義思想
第三章 漱石の集大成『私の個人主義』について
Ⅰ.問題設定
Ⅱ.先行研究及び考察視点
Ⅲ.漱石の個人主義
Ⅳ.社会福祉の思想
Ⅴ.漱石の思想を社会福祉思想の観点から見る
Ⅵ.考察と分析
Ⅶ.結びにかえて
第四章 漱石作品が漢文学から受けた影響
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.日本と漢文学
Ⅲ.漱石と漢文学
Ⅳ.漢文学及び漢文学の背景にある儒教思想が漱石作品に与えた影響
Ⅴ.考察と分析
Ⅵ.結びにかえて
第五章 中国における夏目漱石作品の翻訳及び評価について
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.研究の視点
Ⅲ.魯迅が漱石の訳について論じる事
Ⅳ.『草枕』の訳及び評価について
Ⅴ.夏目漱石の代表作『文学論』と『文学評論』に関する中国の評価
Ⅵ.『吾輩は猫である』の訳及び評価について

【著者プロフィール】
高 継芬 (コウ ケイフン) (著/文)
1968年9月9日、中国に生まれ、1990年9月26日に来日。
1992年4月から1998年3月まで、福岡大学及び大学院に在籍し、日本語日本文学を専攻。
1998年4月から、九州看護福祉大学(熊本県玉名市)勤務、基礎教養教育研究センターに所属し、文学、アジア文化、中国語会話などの科目を担当。
2018年8月に、韓国・新羅大学で、『万葉集』の「防人歌」研究─『詩経』の「戦争詩」と『全唐詩』の「返塞詩」との比較を中心に─のテーマで文学博士号を取得。東アジア日本語教育・日本文化研究学会理事。
奥村 門土 (オクムラ モンド) (イラスト)
表紙や本文中の夏目漱石の似顔絵は、福岡市在住の画家、イラストレーター奥村門土さん作。奥村さんは2003年、福岡市生まれ。画集『モンドくん』(PARCO出版)を発行したほか、雑誌「ヨレヨレ」、瀬戸内寂聴著『死に支度』、鹿子裕文著『へろへろ』『ブードゥーラウンジ』の表紙・挿絵も担当。映画「ウィーアーリトルゾンビーズ」では俳優、家族バンド「ボギー家族」では音楽と、幅広く活躍中。

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